本の紹介一覧

私が気になった本を紹介しています

お金の増やし方を教えてください!から学ぶ、これだけは押さえておくべきお金の知識とは?

お金の増やし方を教えてください!から学ぶ、これだけは押さえておくべきお金の知識とは?

参考本: 図解・最新難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください!

著者: 山崎元 大橋弘祐 

 

こちらの本から

1.最適な投資対象

2.不安を解消するお金の考え方

を紹介していきます!

お金の増やしかたについて知識がない人向け、初心者用の本です。

※新しく、図解が入ったことで内容が見やすくなりました。

 

 

■注目の投資内容とは??

☆インデックスファンド 国内と海外

なおかつ、運用管理手数料が安いもの。


☆個人向け国債 変動金利型10年満期

→最低金利が0.05%と決まっている。お金を安全に運用するならオススメ。

 

■要約

・今すべき投資について、お金に疎い主人公と山崎先生が対話形式でお金の知識を高めていく内容。

 

・お金の持つことの基礎知識から、運用商品の紹介から年金まで初心者には学びたい知識が広く学べます。

 

・その時に、初心者が疑問に思う 

「なぜ?」や「それって大丈夫?」

を対話形式で深堀するので、わかりやすい一冊です!

 

■内容

・定期預金より個人向け国債の方が安心。

金利も高く、銀行より国の方が安定しているため、安心。

国債は日本人が多く買っているため、国がお金を返せなくなったら、お金を刷って国民に返す。

・銀行の二大ビジネスモデル

①住宅ローンの金利で儲ける。②投資信託を退職者に売る。

・ネット証券で、複利で投資していく。

→どんどん増えていく。

 

・個人向け国債 変動金利型10年満期

 →最低金利が0.05%と決まっている。お金を安全に運用するならオススメ。

・個人向け国債 変動10年

 特徴

  1.長期金利に連動するので、銀行の金利に比べて大きく損することが少ない

  2.個人向け国債は最初の1年はおろせないが、それ以降は過去2回分(1年分)

    の金利を払えば換金できる

 

・外貨預金は手数料が高いため初心者にはオススメしない。

投資信託分散投資が出来るため、リスクが小さい。

投資信託でも、過去の実績は充てにしない。

その中でも、上場インデックスファンドTOPIX(国内株式の投資信託) 

      ニッセイ外国株式インデックスファンド(海外株式の投資信託

投資信託は手数料の安いものを選ぶ

→長期的に見るとお金が手数料で取られないように。

投資信託とギャンブルの違い

→会社は利益を生み出すために動き、利益を株主に還元するから。

・素人が手を出していい金融商品はインデックスファンド。

→アクティブファンドは手数料が高いのに、成績もよくない。

・投資をしたらいつおカネがもらえる?

→使いたいときに売る。

 

・永遠の課題 家は購入?賃貸?

→住宅ローンの金利で数百円がなくなるので慎重に選ぶこと。

→家の価値を正確に測ることは難しい。

・家の購入について

 メリット

  →自分のものになる安心感

  →家賃を払わなくて済む

 デメリット

  →ローンで払うため銀行の儲け分上乗せして支払う。

  →自分のものになっても、価値が残りづらい

  →維持コストがかかる。

  →現金化しにくい。

・家のローンを払いながら、株に投資するのは御法度。

→リスクゼロで2%で運用しているのと同じ効果。早期返済を目指す。

・買うならマンションか戸建てか?

→新築マンションは広告費が上乗せされている。

→戸建ては郊外に住むと時間を損する。

 

医療保険には入るべきか?

→独身なら、不要。掛け金の半分以上は自分以外に使われている。

→高額療養費制度を利用する。

・生命保険に入るべきか。

→自分がいなくて、家族が路頭に迷うなら入った方がいい。

 

・NISAを活用しよう。

→利益が非課税になる国の制度。

・いくら投資すればよいか?

→資産から生活費をひく。

→その額を安全資産とリスク運用資産に分ける。

・リスク運用資産は超最悪な場合1/3になっても良い額を設定する。

・購入できる金額が決まったら、半々で国内と海外のインデックスファンドを買う。

国民年金や厚生年金は払うべし!

→現役世代からの徴収だけでなく、消費税などの税金から支払われている!

 

確定拠出年金を使うといい。

→運用利益が非課税になる。

デメリットは60才まで下ろせないこと。

確定拠出年金は住民税や所得税を減らす効果あり!

→年間で5万円くらいの節税ができる。

・不動産投資はいいの?

→資産バランスが不動産だけ突出して大きくなる。

→手数料が高く、不動産の価値も維持できるかは不明。

 

■やれること

・自分の今の貯金から、当面の生活費を除いた上で、

1.絶対減ってほしくない「安全資産(A)」

2.増えるかもしれないし減るかもしれない「リスク運用資産(B)」に分ける。

※リスク運用資産(B)は平均すると年間5%くらいプラスになるが、最悪1年で1/3減る可能性がある。

 

・安全資産(A)で個人向け国債「変動10年型」を買う

リスク運用資産(B)で投資信託の「①上場インデックスフ


ァンドTOPIX」と「②ニッセイ外国株式インデックスファンド」を半々ずつ買う。このとき120万円分はNISAの口座を使い、残りは証券会社の普通口座で買う。

 f:id:maharu0905:20200418133842p:plain

 

■総括

☆国の税制制度(NISAなど)を用いて、インデックスファンドでも運用管理手数料が低いものを選ぶことが大切。(高くても、0.5%まで)

→これ以上高いと手数料で儲けているため。長期的にお金が貯まらない・・・。

 

・国内と海外のインデックスファンドで分散を謀ること。

・個人向け国債の購入で安定的に増やしていく。

・色々な不安に左右されず、シンプルに運用していく。

 

☆まずは自分でしっかり調べて上で納得してお金を運用することが重要。

初心者は長期運用で着実に資産を増やしいこう、短期トレードはリスクが大きすぎる! 

 

・72の法則

→72(固定)÷金利のパーセンテージ = 元本が倍になるまでの期間

 金利3%で100万円を運用すると・・・

72÷3 = 24

つまり、24年で200万円になると算出される。